whearHOMEwhearりにあこらいだー的 見学会 in KEK
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リニアコライダー計画
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りにあこらいだー的 見学会 in KEK りにあこらいだー的 見学会 in KEK

リニアコライダーのことを知ってもらいたい! でもまだその実物もないのにどうやって!? ──というわけで、リニアコライダー計画を推進する“その筋”の第一人者たちの集まる高エネルギー加速器研究機構(KEK)にてリニアコライダー関連見学会を開催しました。
今回のメンバーは、人気コミュニケーションサイト『社会科見学に行こう!』のぴろり、さんをはじめ、アニメ監督やイラストレーター、小説家などなど多彩なクリエイターの方々。ちょっと難しい説明にもユニークな視点からの質問を返したりと、見学にもいろいろな楽しみ方がある、ということを教えてくれたみなさんでした。「ファーストインプレッションを大切に!」「わからないことは、どんどん聞く!」これがこういった見学を楽しむコツなのかもしれませんね。
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シアターコーナーもある
KEKコミュニケーションプラザ。
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ファンタジーの世界の物体みたい!
エアロジェル。
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銀色のイモムシ?
超伝導加速空洞。
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このポップな色合いは
いったい誰がつけてるのだろう?
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「日本女性科学者の会奨励賞」受賞者
小磯さんの「電子のリボンが…」
という説明が素敵でした。
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リニアコライダー開発に欠かせない
世界唯一の超高質電子ビームについて
浦川さんに伺った!
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和気あいあいと進められた質問タイム。
左から栗木さん、山下さん、早野さん
森田さん、浦川さん。

リニアコライダーについて、見てきた!聞いてきた!

リニアコライダー計画を推進する博士たちに案内していただきながら、高エネルギー加速器研究機構(KEK)を見学させていただきました。今回見せていただいたのは、常設展示ホール、スーパーコンピューター、KEKBと呼ばれる加速器。それに先端加速器試験装置ATF。

KEKのスーパーコンピューターというのは、日本最高水準のスーパーコンピューターなのだそう。実験で大量のデータを処理するKEKでは、とっても速いコンピューターがなくてはならない存在なのだ。

それからKEKB。これまた世界最高水準の衝突型加速器で、世界で一番反物質を作っているところ。地下11メートルに直径3キロの輪のようなトンネルの中に加速器があって実験中は素粒子が24時間グルグル回っているそうだ。とにかく圧巻の大きさ。デカい!

最後に見せていただいた先端加速器試験装置ATF。これがある意味今回の見学のメインとなる装置だ。ATFは次世代加速器「リニアコライダー」の制御部分の研究をしているとのこと。直線40Kmの両端から発射した素粒子をぶつけ合うリニアコライダーは、空に舞うウイルス1つ分の大きさほどの誤差も許されないそうで、それを制御するというのだからすごい。世界最先端の研究だ。

一通り施設を見せていただいた後には博士たちへの質問タイム。集まってくださった博士は素粒子物理学の世界では間違いなく世界屈指の方々ばかり。それなのに「何か質問はありますか? 普段何を食べているかとかでもいいですよ!」とざっくばらんな話からスタート(笑)だ。でも少し込み入った質問を投げると「なぜリニアコライダーが必要なのか。リニアコライダーでなにがわかるのか。ダークマターという暗黒物質が…」と堰を切ったように説明をしてくれる博士たち。その情熱に押されっぱなしでした。えぇ、もちろんすべてを理解することは、まだまだできなかったんですけど… でも、なんだか楽しそう!

「リニアコライダーを使えば宇宙誕生の一兆分の1秒後の世界を知ることができる」とのこと。それを知ることで世界の根源となる法則を導き、その法則で一兆分の1秒よりさらに前の瞬間を割り出すことができるのだそうだ。つまり博士たちはリニアコライダーを使って宇宙誕生の瞬間にどれだけ近づけるかに挑戦しているわけだ。

またこんな話も聞いた。素粒子物理の世界では人種や宗教の壁を越えて、世界中の研究者たちが協力してひとつの目標、すなわち宇宙誕生の秘密に向かって研究しているのだそうだ。実験の成果はみんなで共有して、みんなでさらに次のステップに進む。そんな研究者たちの情報伝達のためにいまぼくらが愛用しているインターネットが誕生したのだそう。そこにはなんの利権もない。科学の平和利用。ホント何から何までスケールが大きい。

見学前からリニアコライダー計画は応援するつもりでいましたが、博士達に会って、話して、その想いはさらに強くなった。彼らなら何かやってくれる。そんな期待を持たずにはいられないのです。世界でひとつだけの次世代加速器「リニアコライダー」の建設地は2009年に決まる予定だ。できることなら日本に作られればいいなぁ。研究自体も魅力的だけど、世界中のスケールの大きな人達に会える機会が増えるってだけでも楽しみだからだ。日本にできた暁には、ぜひとも“社会科見学”させていただきたいものである。

ぴろり、さん●『社会科見学に行こう!』主宰
個人では見学しづらい施設や史跡などへの見学を、ネット上で参加者を募って企画する、大人気コミュニティサイトを運営中。参加可能年齢は20歳以上、大人のための社会科見学の楽しみ方を追求している。
社会科見学に行こう! http://kengaku.org/



KEKの見学会に行ってみよう!
高エネルギー物理学研究機構(KEK)では一般の方の見学申込みを受け付けています。
百聞は一見にしかず! 少しでも気になることがあったなら、知的好奇心を刺激しに訪問してみては。
「とくにリニアコライダーについて知りたい!」という方は、お申込みの際にその旨お伝えください。
KEK見学の詳細 (KEK 高エネルギー物理学研究機構:イベント:見学するには)


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