電子の発見から約100年。量子力学、相対性理論といった新しい原理を確立し、
「原子の構造」「核子力」「クォーク」「ニュートリノ」の謎を次々と
解き明かしてきた素粒子物理学。ここから今日の私たちの生活を支え豊かにする
エレクトロニクス技術、原子力エネルギー、量子技術などが生まれてきました。
そして、現在、素粒子物理学は次なるステージへ上ろうとしています。
人類が追い求めてきた命題「質量の起源」「真空の構造」「時空の構造」という
宇宙の本質を解明する素粒子物理の大変革超統一理論に迫っているのです。
これまでの研究から超統一理論への鍵は、未知の素粒子ヒッグス粒子
アインシュタインの4次元時空を越える超対称性と隠れた次元とよばれる
新たな時空構造の解明にあることがわかってきました。
その解明に必要不可欠なのが、高エネルギー電子加速器リニアコライダー。
素粒子という超極微の世界についての研究が、壮大な時空を有する
宇宙の秘密に繋がるのです。
|