rssフィード


Movable Type 3.2-ja-2



2009年08月27日

Re:高野山セミナー合宿

line

山本 先生

楽しそうなクラス会ですね。
高校の同級生というのは、気がおけませんし
また職種がちがう方々とのセミナーは
新たな刺激があることと思います。

実は、先月私も高野山へ行ってきました。
日食祈願にかこつけて、それもひとりで。(笑)
人にはあまり言いませんが、仏像とか仏教美術、
神社仏閣などが好きなんです。
京都、奈良・・・奈良へはよく通いました。
どこかの社寺の特別展と名がつくと、もう行きたくなって困ります。

極楽寺駅で山の斜面を這うようなケーブルカーに
乗った瞬間から、気分が高揚してきました。
高野山は、明治初期まで千年以上も女人禁制だったのです。
霊宝館の「高野山の名宝」は圧巻でした。
八大童子立像や如意輪観音像を含む
国宝13点、重要文化財 31 点が一挙公開。

仏像は私にとって、他の美術品とは異なります。
祈り、憧憬の対象と言いますか、観せていただくこと
拝むことによってエネルギーの交換をするんです。
運慶作の制多迦(せいたか)童子立像・恵光(えこう)童子立像などを
ガラス越しですが、すぐ間近で見ることができました。
仏像と視線を合わせては、うれしくて仕方がないのでした。

もっと感動したのは、一の橋口から奥の院へ向かう
約二キロの参道です。
弘法大師の御廟に続く石畳の参道の両側に
二十万基ともいわれるお墓がありました。

墓石を磨きあげたりせず、生した苔もそのまま。
経る年月にまかせ、
石のお墓が、鬱蒼とした深山に溶け込んでいっています。

織田信長や明智光秀、豊臣秀吉などのお墓…
日本の歴史を彩る有名な人々です。
分骨墓とはいえ、敵も味方も、殺したほうも殺されたほうも
この二キロに満たない空間に一緒に眠っているんですね。
いきつくところは、一緒かな。(苦笑)

高野山の懐の深さゆえか、石の冷たさはなく、
妙にあたたかく感じました。
日本に生まれてよかった、そう思います。

今度は、秋に訪れてみたいです。
そしたら、次は念願の熊野古道かな?

天満ふさこより

line