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2009年05月05日

放送大学の面接授業 その2

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さて、授業の様子です。
放送大学なので、学生さんといっても、
若い方から年配の方まで混じっています。
女性が多いのも普段大学で行っている授業とは、だいぶちがいます。
それに皆さん仕事を持ちながらとか、
退職されてからさらに勉強しようとされている方々ばかりです。

物理を専門としたことは無くても、
大変熱心な方ばかりでした。
私も時間が準備の少なかったとはいえ、
結構気合いをいれて臨みました。

85 分授業 1 日 4 回で 2 日間ずっとしゃべりっぱなしでは、
私も受講される学生さんももちません。

1 日目の午後は身の回りの放射線を測定する実習でした。
皆さん空気中や普段食べている食品、
珍しくもない石(御影石)から微量ですが、
放射がでていることを,簡単な測定器で目の当たりにして
かなり印象的だったようです。

残りの 6 回は素粒子や宇宙の話をしたり、
受講生の方の質問に答えたりでした。
問は口頭では出にくいので書いてもらったのです。
そうしたら、出るは出るは…。
授業の 1 回は,それに答えるのに費やしました。
アンケートをみると、それなりに満足された方が多かったようで
ホッとしています。

ところで,このような授業や講演をすると
必ず出る質問に
「ビッグバンの前はどうなっていたのですか?」
というのがあります。

正確に答えると
「ビッグバンの前にはインフレーションがあったと考えられています」
なのでしょうが、
ここでいう「ビッグバンの前」というのは
「宇宙が 137 億年前に生まれたというけと、その前は?」
という意味ですよね。

私はいつも答えに困って
「前があると思うのは、今私たちた使っている時間が
宇宙の始まりの頃でも同じように流れていると考えているからでしょう。
宇宙の始まりの頃は、時間や空間もと同じではないかもしれません。
つまり"始まり"ということ自体どういう意味なのか
分からなくなってしまうのです」
なんて答えています。

勉強不足が露呈していますね。
皆さん、どう答えればよいと思いますか?

高橋徹より

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