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2008年12月18日

市民講座 ノーベル賞物理がわかる小林・益川と南部の理論

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皆様

12 月 13 日(土)の午後
仙台国際センターにおいて、東北大学の主催で
「ノーベル賞物理がわかるー小林・益川と南部の理論」
と題した市民講座がありました。
http://www.scienceweb.tohoku.ac.jp/html/003/005/005_081114.html
物理学部素粒子理論の教授の日笠健一さんと
実験側から僕がそれぞれ 45 分づつ
一般市民を対象に講演をしました。

参加者数はだいたい 150 人くらい。
約 6 割が学生、
約 4 割が一般市民でしょうか。
高校生も 10人 ほど来ていました。
地方新聞の「河北新報」に小さいながらも事前に載ったのが
かなり効いたようです。
その夜、茶道仲間の忘年会に出ましたが、
その場にいた主婦や学生、会社員などのうち、
約 3 分の 1 がその記事を読んでいました。

日笠さんは、ブラウン管の中の電子でも
宇宙の果ての電子でも
全く同じであることから説き始めて
ゲージ理論、ヒッグス機構など
難しい理念をわかりやすく説明してくれました。

僕は実験の立場から、
KEK B-ファクトリーや、ILCの話をしました。
もちろんこの往復書簡でも紹介した
益川さんとの個人的なやり取りなども交えて。

学生や会場のスタッフのかたなどの
講演後に聞いた感想から判断すると
B-ファクトリーの実験結果が、CP対称性の破れを意味する事は
なんとか説明できていたようです。

粒子反粒子反転と鏡反転を合わせたものを「CP反転」と呼びますが、
当初から「これさえ説明できれば」と思っていたので、
一応満足できる結果となりました。
この往復書簡でも、いつかその説明に
トライしてみたいと思っています。

山本 均より

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