
天文学者たちは、星の明るさから求めた地球から星までの距離と、その星からくる光が宇宙の膨張によってどれだけ引き伸ばされているかを調べました。その結果、宇宙は約50億年前に、速度がしだいに遅くなる“減速膨張”から、速度が速くなる“加速膨張”に転じたことがわかったのです。
この事実は斥力をもつダークエネルギーがなければ説明ができません。また、この観測から予測された宇宙の密度を示す値が、他の観測結果(WMAP(*1))とも良くあっていることもダークエネルギーがあることを支持しています。
ではダークエネルギーとはいったいどのようなものなのでしょうか? その答えはこれからの研究によって明らかにされていくのです。