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いまやわたしたちの生活に欠くことのできないインターネットの基盤であるWWW(ワールドワイドウェブ)も、素粒子物理の研究者たちを国際的にネットワークするために生まれました。同じように最先端の技術が必要なリニアコライダーの開発からも、様々な産業へ転用できる技術の革新が見込めます。つまり研究成果そのものが得られる以前の段階から、リニアコライダーによる革命ははじまるのです!
一般相対性理論の検証実験のために開発された技術が元
素粒子物理学者のコミュニケーションツールとしてCERN で発明
世界のコンピューターを結んで計算する新しいシステム
必要は発明の母。極限技術が必要なリニアコライダーの開発からは、私たちの生活を一変させるような技術が生まれることでしょう。2002年ノーベル物理学賞受賞した小柴昌俊東大名誉教授がニュートリノ観測に使用した素粒子観測装置「スーパーカミオカンデ」の建造費は約100億円なのに対し、リニアコライダーの建造費は約5000億円。莫大な額の投資が必要となりますが、しかし、そこから得られる経済効果は1兆円を優に超えるとされています。
ロボティクス・スーパーコンピュータ技術
ナノメートル制御技術・医療・環境用加速器
超大容量・超高速の新通信技術・加速器の海外からの遠隔操作
高度鋳造技術・表面処理技術・高度トンネル掘削技術
高度コンクリート技術・高度土木・建築技術
リニアコライダーを中心とした世界最高の新国際研究都市が形成
国・人種・宗教に関係なく世界でひとつの目標のために協力して研究
土木・建築から電気・IT産業まで短期的直接効果
放射線画像診断、粒子線癌治療、アイソトープ製造滅菌→ 医療機器産業5000億円
放射光によるタンパク質の立体構造解析→ バイオ産業6兆円
半導体製造、ナノデバイスの構造解析→ 半導体産業6兆円
素粒子研究から生まれたWWW→ インターネット産業13兆円
素粒子物理の研究は見えないものを見ようとする研究です。そんな実験で起きることは、まさに極限的現象。その現象を引き起こす加速器もまた極限的な性能を有する装置であり、不断の技術開発がそれを支えています。加速器科学はこれまでビームのエネルギーを10年でほぼ10倍の勢いで向上させてきました。そして、加速器の開発技術からもまた、いろいろな応用技術が生まれています。
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